喪主の挨拶
■ お通夜での挨拶
【 例1 】
皆様、本日は誠に有り難うございました。
お陰をもちまして、滞りなく通夜を終えさせていただきました。
夜も更けてまいりました、明日の仕事に差し支えるといけませんので、どうぞご自由にお引き取り下さいませ
【 例2 】
本日はお忙しいところ誠に有り難うございました。
故人も皆様のお志を頂き、喜んでいることと存じます。
明日のお仕事に差し支えるといけませんので、たいへん勝手ではございますが、このへんで終了させて頂きます。
【 例3 】
皆様、今夜はお寒い時にもかかわりませず、賑やかにご参集下さいまして誠に有り難うございました。
お陰さまで通夜の儀式も滞りなく済ますことが出来ました。
皆様には、まだまだごゆっくりして頂きたいところでございますが、もう夜も更けてまいりました。
後は家族で身守りますので、どうぞお引き取り下さいませ。
【 例4 】
本日は、ご多用中にもかかわりませず、亡き母の通夜に多数ご列席下さいまして、誠に有り難うございました。
皆様方の暖かいお志に故人もさぞ喜んでいることと存じます。
夜も更けてまいりました、明日のお勤めにさわりましてはいけませんので、たいへん勝手ではございますが、この辺で終了させて頂きます。
なお、告別式は明日00時よりこちらで行います、お時間が許すようでしたら、ご会葬いただければ幸いでございます。
■ 告別式での挨拶
○ご会葬・お見送りに対してのお礼。
○生前のご交誼(お見舞い・その他)に対してのお礼。
○遺族へのお願い。
【 例1 】
ご会葬者の皆様に、ご出棺に際しまして一言お礼のご挨拶を申しあげます。
本日は、お忙しい中故●●の告別式にご参列下さいまして、誠に有り難うございます。
生前中はひとかたならぬご厚情を賜り、また入院中はお見舞いや励ましのお言葉を頂きここに改めて厚く御礼申しあげますとともに、今後とも変わらぬご厚情を賜りますようお願い申しあげます。
【 例2 】
ご会葬者の皆様に、ご出棺に際しまして一言お礼のご挨拶を申しあげます。
本日は、お暑い中(お寒い中)遠路わざわざご参列下さいまして、誠に有り難うございました。
おかげさまで、無事葬儀を終了させて頂きました。
故人生前中はひとかたならぬご交誼・ご厚情をお寄せ頂き深く感謝申しあげます。
今後とも遺されました私共家族に変わらぬご交誼を頂ければ幸いでございます。
本日は最後まで、しかも長時間に渡りましてのご会葬・お見送り誠にありがとうございました。
甚だ簡単ではございますが、出棺のご挨拶にかえさせて頂きます。
本当に有り難うございました。
【 例3 】
遺族ならびに親族を代表して、一言お礼のご挨拶を申しあげます。
本日は、今は亡き花子(又はフルネーム)の告別式を執り行いましたところ、ご多用のなか、遠路にもかかわりませず、わざわざご会葬ご焼香を下され、尚かつ、長時間(寒さ〔暑さ〕のきびしい中を‥)にわたってお待ちいただきまして、最後のお見送りを下さいましたこと、故人もさぞかし感謝していることと思い、お礼申しあげます。
故人の生前中には、皆さま方にひとかたならぬお世話に相成りまして、大変有難く存じております。
この上は、残された私たちとして、故人の遺志にそって、一生懸命に毎日を送って行く所存(残された者は年老いた祖母と女子供ばかりでございます)でございます。
どうか故人生前と変らぬご指導とご交誼を賜りますよう、お願い申しあげます。
出棺に先立ちまして、場所がら甚だ簡単で失礼とは存じますが、ひと言ご挨拶申しあげて、御礼にかえさせていただきます。
■ 通夜法要での挨拶
【 例1 】
本日はお忙しい中故00の四十九日法要にご列席頂きまして誠に有り難うございます。
●●もさぞかし喜んでいる事でしょう。
また葬儀には一方ならぬお世話を頂き厚く御礼申しあげます。
●●を失ったことはたいへん悲しいこと事ではございますが、のこされた私たちが力を合わせ、感謝の気持ちを忘れずに生きていく決意ですので今後ともご指導よろしくお願いいたします。
なお、ささやかではございますがお食事とお酒の用意をさせて頂きました、たいしたもてなしもできませんがお時間の許す限り想いで話などお聞かせ頂き、お召しあがり下さい。